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インド太平洋戦略とは?「自由で開かれたインド太平洋」を解説

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インド太平洋戦略とは

インド太平洋戦略とは、インド洋と太平洋を一体として捉え、この地域の平和・繁栄・安定を実現しようとする地政学的・外交的な構想です。日本では「自由で開かれたインド太平洋(FOIP:Free and Open Indo-Pacific)」と呼ばれ、2016年に安倍晋三首相がアフリカ開発会議(TICAD VI)で提唱しました。

FOIPの3つの柱

  • 法の支配・航行の自由:国際法に基づく海洋秩序の維持。南シナ海での中国の一方的な権益主張に対抗
  • 経済的繁栄の追求:質の高いインフラ整備、自由貿易の推進、連結性の強化
  • 平和と安定:能力構築支援、海上安全保障協力、人道支援・災害救助

米国との連携

トランプ政権以降、米国も「インド太平洋」を戦略的キーワードとして採用しました。米国はFOIPを対中戦略の枠組みとして積極活用し、QUAD・AUKUSとも連動する形でインド太平洋における存在感を強化しています。

中国の反発と一帯一路との競合

中国はFOIPを「中国封じ込め戦略」と批判し、独自の「一帯一路」構想でインフラ投資による影響力拡大を図っています。日本はG7・QUADと連携し、「質の高いインフラ」を通じた対抗軸を構築しています。

まとめ

FOIPはインド太平洋地域における日本の外交・安全保障の基本軸です。米国・インド・オーストラリア・ASEAN・欧州との連携を深めながら、ルールに基づく国際秩序の維持を目指しています。

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