目次
防衛力整備計画とは
防衛力整備計画は、防衛三文書の一つとして2022年12月に閣議決定された、2023〜2027年度の5年間の防衛力整備に関する計画です。旧「中期防衛力整備計画(中期防)」に相当するもので、総額約43兆円という前例のない規模の防衛費が計上されています。
43兆円の内訳(概算)
| 分野 | 概算額 |
|---|---|
| スタンドオフ防衛能力(反撃能力含む) | 約5兆円 |
| 無人アセット防衛能力 | 約1兆円 |
| 指揮統制・情報関連機能 | 約1兆円 |
| 機動展開・国民保護 | 約1兆円 |
| 持続性・強靱性 | 約9兆円 |
| その他(人件費等) | 約26兆円 |
7つの重点整備分野
- スタンドオフ防衛能力:トマホーク・12式地対艦誘導弾(改良型)
- 統合防空ミサイル防衛(IAMD):PAC-3・イージス艦増強
- 無人アセット:攻撃型ドローン・水中無人機の整備
- 領域横断作戦:宇宙・サイバー・電磁波領域の能力強化
- 指揮統制・情報:統合作戦司令部の新設(2024年)
- 機動展開:南西諸島への展開能力・輸送艦整備
- 持続性・強靭性:弾薬備蓄・基地強化・装備の維持整備
まとめ
防衛力整備計画は日本の防衛力を5年間で抜本的に強化するための具体的ロードマップです。スタンドオフ能力・無人化・宇宙サイバーという現代戦の要素を重視した内容となっています。
コメント