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自衛隊の海外派遣とは
自衛隊の海外派遣とは、国連平和維持活動(PKO)や人道支援のために自衛隊を海外に派遣することです。1992年のPKO協力法成立を機に始まり、これまでに世界30以上の地域に延べ1万3,000人以上が参加してきました。
PKO参加5原則
- ①紛争当事者間の停戦合意が成立していること
- ②派遣先国・紛争当事者の受け入れ同意があること
- ③中立的な立場を維持すること
- ④上記原則が守られない場合は撤収できること
- ⑤武器使用は要員防護のための必要最小限にとどめること
主な派遣実績
| 地域 | 期間 | 主な任務 |
|---|---|---|
| カンボジア | 1992〜1993年 | 選挙監視・道路補修(初の本格PKO) |
| ゴラン高原(シリア) | 1996〜2013年 | 輸送支援・施設整備 |
| 東ティモール | 2002〜2004年 | 施設整備・復興支援 |
| ハイチ | 2010〜2013年 | 大地震後の人道支援・復興 |
| 南スーダン | 2011〜2017年 | 道路・施設整備(「駆けつけ警護」初適用) |
現在の派遣状況
南スーダンからの撤収(2017年)以降、陸上部隊の大規模PKO派遣は実施されていませんが、司令部要員の派遣(国連PKO司令部勤務)や海上自衛隊によるジブチ拠点を活用したソマリア沖海賊対処活動は継続しています。
まとめ
自衛隊の海外派遣は「国際貢献」の柱として30年以上の実績を持ちます。今後は能力構築支援(OSA)の枠組みを通じた新たな国際協力の形も拡大しています。
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