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防衛産業における電子・情報通信企業の役割
現代の防衛装備は「電子機器の塊」と言えます。レーダー・ミサイル誘導システム・C4I(指揮統制・通信・コンピュータ・情報)・電子戦装置・衛星通信など、あらゆる装備に高度な電子・情報通信技術が組み込まれています。三菱電機とNECはこの分野で日本最大の防衛電子企業として活動しています。
三菱電機の防衛事業
- レーダーシステム:FPS-3/5防空レーダー(全国配備)、イージス艦用SPY-6レーダーの対応改修
- ミサイル誘導:03式中距離地対空誘導弾のシーカー(誘導部)
- 宇宙・衛星:防衛通信衛星・地球観測衛星の電子機器
- 電子戦:F-15・F-2の電子戦装置
NECの防衛事業
- C4Iシステム:陸上自衛隊の野外通信システム・指揮統制システム
- レーダー:航空警戒管制レーダー(J/FPS-3など)
- サイバーセキュリティ:防衛省ネットワーク防護
- 宇宙:宇宙状況監視(SSA)システム
防衛費増額の恩恵
防衛力整備計画では指揮統制・情報関連機能強化(約1兆円)・サイバー防衛・宇宙監視能力強化が盛り込まれており、三菱電機・NECはこれらの分野での受注拡大が期待されます。
まとめ
三菱電機・NECは「見えにくいが欠かせない」防衛産業の担い手です。電子・情報通信分野での競争力が日本の防衛装備全体の性能を左右します。
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