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PAC-3とは?日本のミサイル防衛システムを徹底解説

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PAC-3とは

PAC-3(Patriot Advanced Capability-3)は、地上配備の弾道ミサイル迎撃システムです。アメリカのレイセオン社が開発し、日本では陸上自衛隊が運用しています。弾道ミサイルが大気圏に再突入した「終末段階」で直撃(ヒット・トゥ・キル)方式で迎撃します。

PAC-3の仕組み

PAC-3は発射機・レーダー・指揮統制装置・電源車で構成される移動式システムです。搭載するレーダーが弾道ミサイルを探知・追尾し、PAC-3迎撃ミサイルを発射します。迎撃ミサイルはロケットモーターで高速飛行し、目標に直接衝突して破壊します。1つの発射機で最大16発の迎撃ミサイルを搭載できます。

日本の配備状況

陸上自衛隊は全国の主要駐屯地にPAC-3部隊を配備しています。北朝鮮のミサイル発射時には首都圏・政府中枢・原子力施設周辺などに展開します。また航空自衛隊も高射群にPAC-3を保有しており、空自基地の防護に当たります。

PAC-3 MSE(能力向上型)

日本は従来型PAC-3から「PAC-3 MSE(ミサイル・セグメント・エンハンスメント)」への改良を進めています。PAC-3 MSEは迎撃高度・射程が大幅に拡大しており、より高速・高高度の弾道ミサイルへの対処能力が向上しています。

イージス艦との2段構え

日本のミサイル防衛は「上層(宇宙・大気圏外):イージス艦のSM-3」→「下層(終末段階):PAC-3」という2段構えです。まずイージス艦が大気圏外で迎撃を試み、それをくぐり抜けたミサイルをPAC-3が地上付近で迎撃する多層防衛体制を構築しています。

まとめ

PAC-3は日本のミサイル防衛の「最後の砦」として、国民の生命・重要施設を守る重要システムです。北朝鮮の多様化するミサイル脅威に対し、継続的な能力向上が進んでいます。

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