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12式地対艦誘導弾とは
12式地対艦誘導弾は、陸上自衛隊が運用する国産の地対艦ミサイルシステムです。2012年に制式採用され、射程約200kmの対艦攻撃能力を持ちます。近年、防衛三文書で明記された「反撃能力」の中核装備として、「能力向上型」への改良が進んでいます。
能力向上型の射程延伸
| 項目 | 現行型 | 能力向上型 |
|---|---|---|
| 射程 | 約200km | 1,000km以上(予定) |
| 対象目標 | 艦艇 | 艦艇+地上目標 |
| 発射プラットフォーム | 陸上(車両) | 陸上・艦艇・航空機 |
| 配備予定 | 配備済み | 2025〜2026年度 |
反撃能力の核心装備として
能力向上型は射程が1,000km以上に延伸され、艦艇だけでなく地上の目標(ミサイル発射拠点等)への攻撃が可能になります。これにより「反撃能力(敵基地攻撃能力)」の実用的な手段として位置づけられます。南西諸島から中国本土の一部を射程に収める可能性があります。
トマホークとの役割分担
日本はトマホーク巡航ミサイル(米国から導入・射程約1,600km)も取得します。12式能力向上型(国産・射程1,000km超)とトマホーク(米国製・射程1,600km)の組み合わせにより、多様なシナリオへの対応が可能になります。
まとめ
12式地対艦誘導弾(能力向上型)は、日本の反撃能力の「国産の柱」です。島嶼防衛から反撃能力まで幅広く活用される重要装備として、早期の配備が急がれています。
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